高野山総持院|宿坊 総持院
編集時の情報ですので最新の情報や詳細の情報は各宿坊にお尋ねく
●特色
高野山の中枢・壇上大伽藍の目の前に構え、東側には総本山金剛峯寺を隣に控える總持院(そうじいん)は、正式名称を「高野山真言宗 別格本山 總持院」といいます。平安時代の久安年間(1145〜1151年頃)に、弘法大師から第二十代目の山主・行恵総持坊(ぎょうえそうじぼう)によって開かれた古刹で、今日まで代々の住職が同地を守り伝えてきました。高野山の主要伽藍にこれほど近い宿坊は数少なく、朝の参拝にも観光にも、どこへ行くにも抜群の立地が魅力です。全13室の客室に大浴場・エレベーター・全館無料Wi-Fiを備えた快適な宿坊として、国内外の旅人・参拝者・グループに広く愛されています。
弘法大師草創の霊地に宿る、平安の古刹
總持院が位置する「本中院谷」は、弘法大師が高野山を草創した当初から伽藍が立ち並ぶ、高野山でも最も古い聖域のひとつです。境内の背後には覚法親王の御陵墓・阿弥陀峯がそびえ、格式高い立地に威厳ある堂宇が静かに佇みます。本尊は阿弥陀如来(無量寿如来)で、毎朝の勤行では住職以下衆僧が全国の檀信徒の先祖供養を営みます。
總持院は、歴史上多くの武将・大名の信仰を集めてきました。細川家・相良家・土方家・亀井家・伊達石見守家など、全国各地に広がる檀縁の地をもち、肥後熊本・備後・伊勢菰野・江戸・大阪・京都からも、先祖の回向供養を求めて今なお参詣者が絶えません。また境内には正塔院・龍城院(新義真言宗開祖・興教大師覚鑁の開基)・理性院・成就院(仙台伊達藩の菩提所)などの寺院が合併されており、高野山の信仰史を重層的に伝える場所でもあります。
樹齢千年の白藤「登竜の藤」と大庭園
總持院を訪れる人が必ず足を止めるのが、境内前庭に根を張る樹齢千数百年の白藤です。幹蔓の周囲は1メートル以上に達し、約20メートル四方の藤棚を覆うように無数の蔓が広がります。明治34年(1901年)、元仁和寺第三十世門跡・小松宮彰仁(あきひと)親王がその勇壮な姿に深く感銘を受け、「登竜の藤(とうりゅうのふじ)」と命名しました。開花時期は例年4月下旬から5月上旬頃。清楚な白い花房が境内を彩るその光景は、高野山屈指の絶景のひとつに数えられており、白藤めあてにリピーターが訪れるほどです。
庭園は白藤だけにとどまりません。覚法親王御陵を背景にした大庭園をはじめ、池庭・苔庭・石庭など大小5つの庭園が境内に配され、四季ごとに異なる表情を見せます。口コミでは「お庭もきれいに手入れされていて、部屋からの眺めは絵を見ているようでした」という声が寄せられており、客室から庭に直接出て散策できる特別室「方丈の間」は特に人気の高い客室です。
精進料理・朝のお勤め・文化の舞台となった宿坊
宿坊としての總持院が広く知られるきっかけのひとつが、雁屋哲作・花咲アキラ画の人気漫画「美味しんぼ」(103巻・106巻)に當院の精進料理が描かれたことです。「精進」と名乗りながらも、ごま豆腐・生姜ご飯・アスパラや筍の天ぷら・白味噌仕立ての鍋など、素材の個性を最大限に引き出した彩り豊かな献立は「これが精進料理かと驚いた」と評判を呼んでいます。總持院特製のごま豆腐は手土産用としても販売されており、柔らかな喉越しと深みのある味わいで宿泊者からの評価が高い逸品です。
毎朝のお勤め(勤行)は6時から。本堂に集い、早朝の清澄な空気の中で読経を聞き、住職の法話に耳を傾けるひとときは、宿坊体験の核心です。口コミには「朝のお勤めにも参加させてもらったのですが、貴重な体験でした。勤行の後の御住職のお話も楽しく、また訪ねたいと思います」という声があります。また、写経体験も受け付けており、旅の記念として一字一字に願いを込める時間を楽しめます。
總持院の客室は、日本文化の歴史的な場面を刻んできた舞台でもあります。昭和21年(1946年)には、第3期本因坊戦の決戦三番勝負が、橋本宇太郎本因坊が太平洋戦争の戦没者慰霊を込めて高野山に場を設け、境内の「桜の間」を会場として行われました。また平成16年(2004年)には第59期本因坊戦が「方丈の間」で再び戦われるなど、碁界の名場面が當院に残されています。さらに平成21年(2009年)の第67期将棋名人戦は総本山金剛峯寺を対局場として行われましたが、この際に羽生善治名人が「方丈の間」、郷田真隆挑戦者が「中書院」、内藤國雄九段が「桜の間」をそれぞれ宿舎として逗留するなど、将棋界の記念すべき舞台ともなりました。歌人・水原紫苑さんが「旅サライ」誌の取材で宿泊するなど、文化人にも愛されてきた実績があります。さらに西国愛染明王十七霊場 第十番札所としても知られ、霊場巡りの参詣者も多く訪れます。
快適な設備と、すべての旅人へのバリアフリー対応
客室は全13室(特別室3・離れ2・スタンダード8)。特別室は「方丈の間」「中書院」「桜の間」の3室で、それぞれに趣の異なる調度と庭の眺めが用意されています。個別エアコン・テレビ・冷蔵庫・ドライヤー・金庫・浴衣・スリッパが標準装備され、旅館と変わらぬ快適さで宿泊できます。館内エレベーター・貸出用車椅子・大浴場の手すりなども完備されており、足の不自由な方や高齢の方、お子様連れのファミリーにも安心の宿坊です。宿泊者用の無料駐車場(11台・先着順)も備えており、マイカーでのアクセスにも対応しています。
壇上大伽藍の荘厳な眺めを門前に控え、金剛峯寺の参拝を徒歩圏で楽しめる最高の立地。千年の白藤が咲き誇る庭園と、漫画にも描かれた本格精進料理。格式と心地よさを高いレベルで兼ね備えた高野山別格本山 總持院は、宿坊初体験の方にも、高野山を何度も訪れるリピーターにも、自信を持っておすすめできる高野山の宿坊です。
●都道府県
和歌山県
●住所
伊都郡高野町高野山143
●アクセス
南海電鉄高野山駅バス千手院下車
●電話番号
●おおよその予算
11,000円~
●部屋の種類
個室(和室)
●インターネット環境
wifiあり
●設備・サービス
大浴場, シャンプー, リンス・コンディショナー, バスタオル, タオル, ドライヤー, 冷蔵庫, 朝食, 夕食, 日本茶, 個別エアコン, 貴重品ボックス, 電話, テレビ, 自動販売機, 浴衣, スリッパ
●チェックイン
15:00~17:00
●チェックアウト
10:00
●ホームページ
●Facebookページ
●体験
精進料理,写経,写仏,勤行
●口コミ
總持院には、トリップアドバイザー・一休.com・Booking.com・食べログ・楽天トラベルなど複数の媒体に宿泊口コミが寄せられており、Booking.comのクチコミスコアは8.8と高水準の評価を獲得しています。格調ある精進料理の美味しさ・清潔で快適な客室・丁寧なスタッフ対応・庭園の美しさ・立地の良さへの評価が際立っており、初めての宿坊体験者から毎年訪れるリピーターまで幅広く支持を集めています。以下、実際に届いた声をテーマ別にご紹介します。
チェックイン・おもてなしへの評価
總持院でよく話題になるのが、到着直後からのおもてなしの丁寧さです。トリップアドバイザーには「到着後、談話室で冷たいお抹茶とお茶請けでホッとした。その後、部屋に入るとお香の香りが部屋全体を包んでいて心地よい気持ちになった」という口コミがありました。別の投稿者からも「ウエルカムドリンクは和菓子とお抹茶」「早めのチェックインも快く受け入れてくれた」という声が届いています。食べログには「豪華絢爛な待合室でお茶とお菓子のサービスがあり、ここ、本当に宿坊ですか?という手厚いもてなし」という印象的な口コミもあり、到着の瞬間から宿坊の枠を超えたホスピタリティを感じたという声が目立ちます。
一休.comには「作法に厳しい宿坊だったらどうしようと緊張して訪問したが、とてもアットホームな雰囲気で、廊下で右往左往していたら『庭園ですか?ご案内しましょうね』とすぐにスタッフの方が声をかけてくださった」という口コミがあり、気兼ねなく過ごせる雰囲気が初めての宿坊体験者にとって大きな安心感につながっているようです。施設からの案内には「スタッフは全員お坊さんで、15歳から50歳まで様々」と補足されており、修行中の若い弟子たちが日々丁寧に接客を担っている様子が伝わります。
客室・設備・庭園への評価

客室については、部屋のタイプごとに異なる趣が好評です。トリップアドバイザーには「部屋はベランダ付の二間和室で広くてきれい。庭の見える部屋を指定して予約した」という具体的な口コミがありました。「部屋の欄間、襖などがとても凝っていた。お庭もきれいに手入れされていて、部屋からの眺めは絵を見ているようだった」という声もYahoo!トラベルに寄せられており、「宿泊者しか見られないお庭が最高だった」という口コミもトリップアドバイザーに届いています。
Booking.comには「エレベーター・部屋にトイレ完備・料理が美味しい・宿坊の方の愛想やサービスが良い」というまとめの口コミがありました。バリアフリー対応についても「バリアフリーのお部屋を用意してくれた。豪華で広く快適に過ごせ、96歳の車椅子の母も大満足だった」という口コミがあり、高齢者を連れた家族旅行にも対応できる宿坊として評価されています。さらに「なんといってもお風呂が広くて、歩き疲れた身体が癒された」「真冬なのに室内も暖かくしていただいていて、心地良く落ち着いた」という声も届いており、大浴場と全館暖房設備の快適さを評価する声が多数みられます。
庭園については「部屋の位置にはよるが、中庭に癒される」「行ったタイミングが雪が降った後だったので、お庭の景色が雪景色でとても趣があった」という季節ごとの表情を楽しめる点への言及も多く届いています。宿坊まとめサイト(zuemaps.com)では、總持院の強みとして「立地が便利で精進料理に定評あり。バリアフリーにも対応している館内設備、部屋にトイレが設置されていることなどが評価されている」とまとめられています。
精進料理への評価

總持院の口コミで最も多く語られるのが精進料理への評価です。食べログには「本格的な精進料理はいただいたことがなかったのですが、あまりの美味しさと豪華さにビックリした。特に天ぷらがカリっとしていて旨い。お土産でも買えるごま豆腐も最高。デザートの頃にはもうお腹いっぱいでギブアップ。精進料理でこんなに満腹になるなんて最高です」という口コミがありました。宿坊なびのテリーさんは「椎茸や昆布からダシをとった白味噌仕立ての鍋、生姜ご飯、アスパラや筍などの天ぷら、ごま豆腐やデザートなど大充実の素晴らしい豪華料理が勢揃い」と具体的な品名を挙げて絶賛しています。
トリップアドバイザーには「お料理はお出汁の味が生きていて、どれも美味しく、量も大満足。自家製の生ごま豆腐はもっちもちで濃厚だった(お持ち帰りも可能)」という口コミがありました。一休.comには「精進料理は一品一品が美しく盛り付けられ、いずれも手の込んだ調理法で大変美味しく、野菜のみとは思えない満足感だった」「朝食も期待通り、大変美味しかった」という声が届いています。Booking.comには「胡麻豆腐と生麩、ごぼうの天麩羅が特に美味しかった」という具体的な感想もありました。
Yahoo!トラベルのリピーター口コミには「京都で修行された料理長が作られる月替わりの精進料理は、京懐石の様に美しく美味しい」という絶賛の声が届いており、その高い調理クオリティの背景が伝わります。精進料理の評判が特に良い宿坊として複数の比較サイトで名前が挙がっており、一休.comでは菜食主義者から「精進と呼んでいいのかと少し罪悪感もちらつくくらい、豊かに工夫された美味しい品々をいただいた」という声も届いています。なお、精進料理は毎月メニューが更新されており、全てグルテンフリーで旬の食材を使用していることが施設から案内されています。
朝のお勤め(勤行)への評価
朝のお勤めについても多くの宿泊者が言及しており、ほぼ一様に肯定的な評価が届いています。一休.comには「朝のお勤めは6時から始まる。お堂の中は少しヒンヤリとした空気のため、羽織るものがあると良い。心が洗われる神秘的な時間を過ごすことができたし、お坊さんの説法は自身を顧みる良い機会になった」という詳しい口コミがありました。また「外国人の多さにびっくりした。個人個人の宗教もあると思うが合掌をしている姿を見て感動した」「ご住職のお話はゆったり柔らかな口調で分かり易いお話だった」という声もトリップアドバイザーに届いています。
宿坊なびのテリーさんは「朝勤行を修行体験したが、6時からと少し早かったのは残念だったが、説法してくださった住職はお孫さんの話を挟んだり、笑顔を沢山見せてくれる親しみやすい方だったので、とてもリラックスできた」と綴っています。毎年節分と立春に宿泊するというリピーターからは「高野山最高職の法印御坊猊下の御法話を間近で聴ける有り難い朝のお勤め」という格別な体験への評価も届いています。朝のお勤めは自由参加形式のため、初めての方も気軽に参加できます。
写経・写仏体験と立地の良さへの評価
總持院では写経・写仏の体験を行うことができます(高野山宿坊.net掲載・確認済み)。トリップアドバイザーには「今回はお天気も良かったので高野山内を散策した。蝉やひぐらしの鳴き声が響き、生活音も聞こえず静かな中での滞在だった。次回は写経などの体験をしたいと思っている」という口コミがあり、充実した宿坊体験を次回の楽しみとして心待ちにしている声も届いています。
立地については「金剛峯寺にも大伽藍にもとても近く、夕食後に行ったライトアップされた大伽藍はとても幻想的だった」という一休.comの口コミをはじめ、「壇上伽藍と金剛峯寺に隣接しており、長時間歩くことが難しい母でも快適に観光することができた」「荷物を預かっていただいて身軽に回れた」という声が複数寄せられています。精進料理・朝のお勤め・美しい庭園・便利な立地が揃った高野山宿坊として、一人旅から家族連れ・シニアまで幅広い旅行者に支持されています。
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ユーザーの声・口コミ・評判
コメントを編集宛にお送りいただきましたので代理で書き込みます。
高野山に観光に訪れた際に、高野山総持院の宿坊に1泊しました。初めての宿坊での宿泊でしたので、興味津々でしたが、意外と一般の旅館と変わらないという印象を受けました。むしろ、それぞれの個室がすべて畳敷きの和室となっており、室内にはテレビや座布団が置いてあるため、静かに落ち着いて夜を過ごすことができました。宿坊にチェックインして、部屋で一休みしていると、僧侶の方がやってきて、修行体験の案内をされていきましたが、私は早起きが苦手なためお断りしました。そのあと、部屋に食事が運ばれてきましたが、さすがに高野山の寺院であるため肉食はいっさいなく、豆腐を用いた料理が出されました。いわゆる精進料理です。食べてみると、予想外に歯ごたえがあり、腹持ちも良く、深夜の時間帯になってもお腹が空きませんでした。食事のあと、大浴場に行っている間にスタッフの方が布団を敷いてくれていたため、助かりました。布団は自分で敷かなければならないかと想像していましたから、意外でした。ただし、旅館のように大人のスタッフではなく、若い男女がアルバイトとして働いているようでした。宿泊してみた印象としては、建物は木材で建てられておりコンクリートはいっさい用いられておらず、全体的に静かで、僧侶の方もスタッフも皆さん足音を立てずに静かに歩いており「ここはお寺なのだな」とあらためて感じた次第です。
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
私の愛読漫画の「美味しんぼ」にも登場した事で有名な高野山総持院の精進料理を一番の目的に宿坊体験しました。精進料理が本当に最高です。椎茸や昆布からダシをとった白味噌仕立ての鍋、ご飯もただの白米ではなく一工夫した「生姜ご飯」、アスパラや筍などの天ぷら、ごま豆腐やデザートなど大充実の素晴らしい豪華料理が勢揃いでした。宿泊した部屋もトイレがあり、アメニティも充実していて不満が一切ありません。エレベーターがあるので移動も楽です。朝勤行を修行体験しましたが、6時からと少し早かったのは残念でしたが、説法してくださった住職はお孫さんの話を挟んだり、笑顔を沢山見せてくれる親しみやすい方だったので、とてもリラックスできました。
テリー