高野山赤松院|宿坊 赤松院
編集時の情報ですので最新の情報や詳細の情報は各宿坊にお尋ねく
●特色
高野山・奥之院への玄関口である一の橋口バス停からすぐの場所に位置する赤松院(せきしょういん)は、平安時代中期の延長元年(923年)に聖快阿闍梨(せいかいあじゃり)によって開かれた、高野山でも屈指の歴史を誇る宿坊寺院です。創建当初は「山本坊」と称されていましたが、鎌倉時代後期の元弘年間(1331年)、後醍醐天皇の皇子・護良親王(もりよししんのう/大塔宮)が当院にご在住された際、これに随従した武将・赤松則村(あかまつのりむら)が入道して「円心(えんしん)」と号したことから「赤松院」と改称され、以後は赤松一族の菩提所として、江戸期には細川家・有馬家の菩提所としても篤く崇敬されてきました。精進料理と朝の勤行を中心とした本格的な宿坊体験に加え、四季折々の庭園美と数々の見どころが今も大切に受け継がれています。
護良親王と赤松円心ゆかりの古刹
本堂に祀られる本尊は十一面観世音菩薩です。境内には、赤松院中興の祖とされる円心入道(赤松則村)の像や、その子で同じく当院ゆかりの武将赤松則祐(あかまつのりすけ)公の像、そして赤松家の系譜なども大切に納められており、南北朝時代の動乱期に皇室と武家の双方から深く帰依を受けた歴史の重みを今に伝えています。室町・江戸と時代が移っても、細川家・有馬家といった有力大名家から菩提所として厚遇され続けたことは、赤松院が単なる宿坊ではなく、高野山の精神史を語るうえで欠かせない古刹であることの証といえるでしょう。
山内有数と称される、二千坪の回遊式庭園
赤松院最大の見どころのひとつが、二千坪にも及ぶ広大な回遊式庭園です。奥之院に近い立地を活かした借景が美しく、秋には楓が色づき、池や木々と調和した風情ある景色を見せてくれます。庭園内には茶室も設けられ、歩くたびに澄んだ音が響く「うぐいす張りの廊下」も名物のひとつ。高野山の宿坊の中でも、庭園そのものを目的に訪れる価値のある一院です。
朱塗りの仁王像と左甚五郎作と伝わる「木彫りの虎」
山門の両脇には朱塗りの阿吽の仁王像が安置されており、参拝者の記憶に強く残る、赤松院ならではの迫力ある出迎えとなっています。また館内の上段の間には、江戸時代初期の伝説的な彫刻職人・左甚五郎(ひだりじんごろう)作と伝わる「木彫りの虎」が安置されており、その精緻な彫りは一見の価値があります。歴史と物語に心動かされたい方には、見逃せない見どころです。
古刹ならではの趣と、新館・別館の清潔さについて
高野山の宿坊の多くは、数百年から千年以上の歴史を持つ木造建築であり、赤松院も延長元年の開基から1,100年以上の歴史を重ねた寺院です。本坊には古刹ならではの趣ある佇まいが残る一方、宿泊棟の新館・別館では改装が進み、客室設備は近年のホテル・旅館にも引けを取らない水準まで整えられています。新しい畳の香りが漂う清潔感のある客室に泊まれたという声も宿泊者から寄せられており、シャワーブース・トイレ付き、バス・トイレ付きなど客室タイプも複数用意されています。清潔さや設備を重視される方は、ご予約の際に新館・別館やバス・トイレ付きプランを希望されると安心です。歴史ある建物だからこその趣と、現代的な快適さの両方から選べるのも、赤松院の宿坊としての懐の深さといえるでしょう。
精進料理と、遅めの朝7時から始まる勤行
夕食には、高野山名物のごま豆腐をはじめ、季節の素材を活かした本格的な精進料理が供されます。大浴場も完備されており、一日の参拝の疲れをゆっくりと癒すことができます。毎朝のお勤め(勤行)は7時からと、高野山の宿坊の中ではやや遅めのスタートのため、前日にゆっくり休んでから参加できるのも嬉しいポイントです。無料駐車場も備えているため、マイカーでの参拝はもちろん、団体での研修旅行や法要にも対応できます。
護良親王と赤松円心ゆかりの歴史、山内有数と称される二千坪の庭園、そして朱塗りの仁王像や左甚五郎の木彫りの虎といった数々の見どころを持つ高野山赤松院は、宿坊が初めての方にも、一人旅や二人旅、ご夫婦・カップル、ご家族やグループでの参拝にも対応できる、奥之院にもっとも近い宿坊のひとつです。歴史の重みと精進料理、静かな朝の勤行を味わいながら、高野山ならではの一夜をお過ごしください。
●都道府県
和歌山県
●住所
伊都郡高野町高野山571
●アクセス
南海電鉄高野山駅バス一の橋口下車1分
●電話番号
●おおよその予算
9,500円~
●部屋の種類
個室(和室)
●インターネット環境
なし
●設備・サービス
シャンプー, リンス・コンディショナー, ボディソープ, タオル, 朝食, 夕食, 日本茶, 貴重品ボックス, 電話, テレビ, 自動販売機, 浴衣, スリッパ
●チェックイン
13:00~17:00
●チェックアウト
11:00
●ホームページ

●Facebookページ
●体験
精進料理,勤行
●口コミ
赤松院には、宿坊なびのコメント欄をはじめ、楽天トラベルやトリップアドバイザー、じゃらん、食べログなど複数の口コミサイトに宿泊体験談が寄せられています。奥之院にもっとも近い立地・精進料理・朝の勤行・朱塗りの仁王像や左甚五郎作と伝わる木彫りの虎といった見どころへの評価が多く、宿坊初心者から歴史好きのリピーターまで幅広い声が届いています。以下、実際に寄せられた口コミをテーマ別にご紹介します。
部屋・設備への評価
宿坊なびに寄せられた小林さんの口コミでは「宿坊体験する前は接客問題など悪い噂があり少し心配でしたが、噂は所詮は噂なのだと実感できる親切な対応をしていただきました。部屋も汚いという噂がありましたが、取り立てて騒ぐほど汚い部屋ではありませんでした。特別綺麗というわけではありませんが、それが逆に汚したら大変という緊張感を持たずにすみ、リラックスして過ごせました」と、訪問前に抱いていた不安が実際の宿泊で解消されたことが綴られています。「部屋には冷暖房がある上、風呂やトイレがあったのが良かったです」とも記しています。
同じく宿坊なびのまさかつさんは「この宿坊は、建物が古く、歴史を感じさせられました」としつつ、「宿泊した部屋は和室となっており、コタツが置かれていたため、冬の季節でしたが夜も、暖かく過ごすことができました。また、部屋にはバス・トイレも設置されており、大浴場へ行く必要がなかった点は便利でした。さらに、テレビもあったため、夜は退屈せずに済みました」と、客室設備の快適さを具体的に伝えています。トリップアドバイザーにも、宿泊棟は改装が進み新しい畳の香りがするほど清潔だったという口コミが寄せられており、客室タイプによって受ける印象が異なるようです。
精進料理への評価
精進料理についても複数の口コミが届いています。小林さんは「精進料理も少し冷めていましたが、天麩羅や煮物などをとても美味しく味わえました」と記しています。まさかつさんは「食事は夕食と翌日の朝食も精進料理であり、共用のダイニングルームで他の宿泊客と一緒にいただきました。高野山の名物である高野豆腐やゴマ豆腐が用いられておいしくいただけました」と、品目を具体的に挙げて評価しています。食べログの口コミにも、高野山名物の胡麻豆腐について「滑らかでとても美味しかった」という声があり、じゃらんの口コミでも「たまには精進料理もよいものです」という感想が寄せられています。
朝のお勤め(勤行)への評価
朝の勤行についても好意的な声が目立ちます。小林さんは「修行は朝勤行を体験しました。数ある宿坊の中でも遅めの7時から朝勤行スタートだったので朝ゆっくりできて良かったです」と、開始時間の遅さを評価しています。まさかつさんも「朝の勤行に参加することができました。お坊さまがお経を唱える間、じっと耳を凝らしてお経を聞いていました。一種の修行でもあり、ふだんのサラリーマン生活が遠い存在のような感覚を覚えました」と、非日常の体験を綴っています。じゃらんの口コミにも「朝のお勤めが7時、朝食が7時半」という具体的な時間の案内があり、早朝から山歩きをしたい方には目安として、前日ゆっくり休みたい方には嬉しいポイントとして、それぞれ参考になりそうです。
仁王像・木彫りの虎・庭園など見どころへの評価
赤松院ならではの見どころについても口コミが寄せられています。小林さんは「この赤松院でもっともインパクトを受けたのは山門を護る『真っ赤な仁王像』と、館内にある左甚五郎作の『木彫りの虎』です。彫刻物が本当に素晴らしかったです」と、山門の仁王像と木彫りの虎を高く評価しています。トリップアドバイザーにも、山門に安置された朱色の仁王像と、門をくぐった先に広がる白砂が印象的だったという口コミがあり、「奇麗な寺院でした」との声も見られます。また、本尊とは別に祀られる十二支の守り本尊のひとつ・大日如来像が、十二年に一度の御開帳で公開された際に立ち会えて感激したというじゃらんの口コミもあり、参拝のタイミングによっては特別な体験ができることも伝わってきます。
スタッフ・住職への評価
スタッフや住職への評価も複数届いています。小林さんは前述の通り「親切な対応をしていただきました」と記しており、まさかつさんも「スタッフの方は皆さん、お坊さんでしたが丁寧に対応していただけました」と振り返っています。じゃらんの口コミには、高野山のまわり方を丁寧に教えてくれた住職について、とても気さくで親切に対応してくれたという感想もあり、初めての宿坊体験でも安心して相談できる雰囲気がうかがえます。
実際に宿泊した方々の声からは、精進料理・朝の勤行・仁王像や木彫りの虎といった見どころへの満足度の高さとともに、訪問前に抱いていた不安が実際の宿泊で解消されたという正直な感想も多く寄せられていることがわかります。宿坊が初めての方にも、一人旅や二人旅、ご夫婦・カップル、ご家族やグループでの参拝にも、安心して選べる宿坊としての評判が、口コミの随所からうかがえます。
高野山の宿坊一覧

ユーザーの声・口コミ・評判
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
高野山赤松院は気軽に宿泊できる宿坊です。宿坊体験する前は接客問題など悪い噂があり少し心配でしたが、噂は所詮は噂なのだと実感できる親切な対応をしていただきました。部屋も汚いという噂がありましたが、取り立てて騒ぐほど汚い部屋ではありませんでした。特別綺麗というわけではありませんが、それが逆に汚したら大変という緊張感を持たずにすみ、リラックスしてし過ごせました。部屋には冷暖房がある上、風呂やトイレがあったのが良かったです。また、精進料理も少し冷めていましたが、天麩羅や煮物などをとても美味しく味わえました。修行は朝勤行を体験しました。数ある宿坊の中でも遅めの7時から朝勤行スタートだったので朝ゆっくりできて良かったです。この赤松院でもっともインパクトを受けたのは山門を護る「真っ赤な仁王像」と、館内にある左甚五郎作の「木彫りの虎」です。彫刻物が本当に素晴らしかったです。
小林
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
この宿坊は、建物が古く、歴史を感じさせられました。スタッフの方は皆さん、お坊さんでしたが丁寧に対応していただけました。宿泊した部屋は和室となっており、コタツが置かれていたため、冬の季節でしたが夜も、暖かく過ごすことができました。また、部屋にはバス・トイレも設置されており、大浴場へ行く必要がなかった点は便利でした。さらに、テレビもあったため、夜は退屈せずに済みました。なお、食事は夕食と翌日の朝食も精進料理であり、共用のダイニングルームで他の宿泊客と一緒にいただきました。高野山の名物である高野豆腐やゴマ豆腐が用いられておいしくいただけました。一方、こちらの宿坊では、朝の勤行に参加することができました。お坊さまがお経を唱える間、じっと耳を凝らしてお経を聞いていました。一種の修行でもあり、ふだんのサラリーマン生活が遠い存在のような感覚を覚えました。
まさかつ