高野山明王院|宿坊 明王院

高野山の宿坊

高野山明王院|宿坊 明王院

編集時の情報ですので最新の情報や詳細の情報は各宿坊にお尋ねください。

●特色

高野山の中ほど、壇上伽藍の北東(艮・鬼門)に広がる閑静な谷「本中院谷(ほんなかのいんだに)」に佇む明王院(みょうおういん)は、弘仁7年(816年)弘法大師・空海が高野山を開創するにあたり、七堂伽藍の鬼門守護として自ら五大明王を安置して創建したと伝わる高野山真言宗 別格本山の宿坊寺院です。高野山にある多くの塔頭のなかでも特に開創の歴史が古い寺院のひとつとして知られ、近畿三十六不動尊霊場の第35番札所にも数えられています。現在の本尊・赤不動明王(絹本着色不動明王二童子像)は、空海の縁者にあたる天台宗の高僧・円珍(智証大師)が感得した不動明王の姿を図にしたと伝えられる稀代の霊像で、京都・青蓮院の「青不動」、滋賀・園城寺の「黄不動」とともに日本三不動のひとつに数えられます。南北朝の動乱に際しては後醍醐天皇の守り本尊として京から吉野への御行にも携行されたと伝わり、その霊験の深さが歴史に刻まれています。通常は秘仏として非公開ですが、毎年4月28日の赤不動大祭(晴天の場合)に御開帳され、全国から熱心な参拝者が集います。

日本最古クラスの密教霊場——赤不動が守り続けた1200年の法灯

明王院の縁起は、弘法大師が高野山を開いたその年(816年)にまでさかのぼります。伽藍安穏と仏法興隆を願い、空海自らが刻んだ五大明王(不動・降三世・大威徳・軍荼利・金剛夜叉)を壇上伽藍の鬼門(東北)の丘に安置したことに始まるこの寺院は、高野山の結界を守護する霊場として千二百年余にわたり法灯を絶やすことなく受け継がれてきました。十二世紀頃には如法上人(にょほうしょうにん)によって中興され、さらなる発展を遂げています。開創当初の本尊・五大明王像は後に火災で失われましたが、その後に当院の本尊となったのが、円珍が感得した姿を写したと伝わる「赤不動」です。全身が鮮やかな朱色に彩られたこの霊像は平安後期から鎌倉前期の制作と推定され、後醍醐天皇がその御利益を篤く信じ、吉野への道中も肌身離さず携行したと語り継がれています。大祭の日には模写された御姿も拝することができ、宿坊に泊まって清らかな気持ちで参拝の朝を迎えるひとときは、歴史の重みに包まれた特別な体験となるでしょう。

住職の法話と薫香——「ここにしかない体験」が旅の記憶を塗り替える

宿坊としての明王院を特別なものにしているのが、住職の人柄と法話の高い評価です。毎朝行われる朝の勤行の後、住職が語る法話は「わかりやすく、感動的」と多くの宿泊者から口をそろえて称賛されており、観光ガイドブックには載らない「生きた密教の言葉」に触れられる稀有な機会として知られています。さらに明王院ならではの体験が薫香(くんこう)です。密教修法で用いられてきた香料の香りを鑑賞・体験するこのプログラムは、「初めての体験で、とても幸せで厳かな気分になった」(宿坊なびユーザー口コミ)と評判が高く、他の宿坊では滅多に体験できない明王院の独自の魅力となっています。香の煙がゆっくりと立ち昇るなか、1200年の歴史を持つ密教の世界に静かに身を浸すひとときは、日常の喧騒を遠く忘れさせてくれます。

精進料理と貴賓室——温かい天ぷらと数寄屋の茶室で過ごす非日常

明王院の精進料理は、「揚げ物がアツアツの状態で運ばれてくる」という口コミが複数寄せられている、高野山の宿坊のなかでも特に評価の高い一軒です。冷めた天ぷらが出がちな宿坊料理の常識を覆す、丁寧な配膳のこだわりが旅人を喜ばせています。天ぷら・煮炊き・ごま豆腐・高野豆腐など高野山伝統の素材を活かした献立は、精進料理初体験の方でも「大満足・体の調子も良く過ごせた」と感じられる充実の内容です。宿泊棟は、近代的な設備を備えた客殿「五大」(冷暖房・ウォシュレット付)と、数寄屋造りの茶室・書院に宿泊できる貴賓室の2タイプが用意されています。貴賓室では、宿坊ながら庭園と風呂をプライベートな空間でゆったり堪能でき、特別な記念旅行や夫婦・カップルの旅にもおすすめの設えです。なお客室には部屋付きのマッサージチェアがあるとの口コミもあり、長距離移動の疲れを癒すうれしいサービスとなっています。

200種以上の植物と静寂の谷——高野山の「原風景」を独り占めする宿坊

明王院は、国内外の観光客が集中する高野山のなかにあって、比較的静かに過ごせる宿坊として知られています。壇上伽藍に隣接する本中院谷は団体観光客の往来が少なく、境内には200種類以上の茶花・山野草が自生する豊かな自然環境が広がっています。楓・杉・高野槙・紅葉・桜など四季を彩る大木に囲まれた参道を歩くだけで、高野山の原風景を肌で感じることができます。秋の紅葉の時期には境内一帯が燃えるような彩りに包まれ、静けさのなかで色づく木々を独り占めにできる贅沢なひとときが訪れます。なお境内には松原和夫氏が設計した数寄屋造りの茶室も備わり、書院とあわせた格調ある建築美も見逃せません。アクセスはりんかんバスで「金堂前」または「金剛峯寺前」バス停下車、徒歩3〜7分。宿坊料金は客殿「五大」2食付14,000円(税込)〜、貴賓室2食付17,000円(税込)〜(参考価格・変動あり)です。

弘法大師が開創した年に生まれ、1200年の法灯を今に伝える明王院。日本三不動のひとつを間近に感じながら住職の法話と薫香に心を澄ませ、アツアツの精進料理に舌鼓を打ち、数寄屋の貴賓室で静かに朝を迎える——高野山に残る「本物の聖域」の静寂を、忘れがたい一夜として胸に刻んでいただける宿坊です。

●都道府県

和歌山県

●住所

伊都郡高野町高野山146

●アクセス

南海電鉄高野山駅バス金剛峯寺前又は大塔口下車徒歩3分~7分

●電話番号

0736562106

●おおよその予算

9,000円~

●部屋の種類

個室(和室)

●インターネット環境

wifiあり

●設備・サービス

バスタオル, タオル, ハブラシ, ドライヤー, 朝食, 夕食, 日本茶, 浴衣

●チェックイン

15:00~20:00

●チェックアウト

11:00

●ホームページ

高野山別格本山 赤不動明王院

●Facebookページ

●体験

●口コミ

楽天トラベル(評価4.62・197件)、トリップアドバイザー、食べログ、宿坊なびなど複数のサイトに寄せられた実際の宿泊者の声をまとめました。

精進料理——「今まで泊まった宿坊の中で一番美味しかった」

精進料理への評価が際立って高いのが明王院の特徴のひとつです。楽天トラベルには「揚げたての天ぷらを後から持ってきて下さり、精進料理とは思えない美味しさ、ボリュームで大満足でした」という貴賓室宿泊者の口コミがあります。宿坊では揚げ物が冷めて出されることも多いなか、明王院では揚げたてを後出しするという丁寧な配膳への言及が複数の宿泊者から寄せられています。宿坊なびに投稿された口コミには「宿坊では天ぷらが冷めている事が少なくありませんが、温かい天ぷらを食べられたのも良かったです」という声もあり、この点への評価は一致しています。トリップアドバイザーには「高野山の宿坊に泊まるのが5回目であるが、明王院の精進料理は、今までで一番美味しかったように感じた」という宿坊通の口コミが寄せられており、初心者だけでなくリピーターにも認められる料理の質がうかがえます。また「ごま豆腐が特に美味しくて、お店の名前を聞いて、翌日買いに行きました」という声もあり、高野山伝統のごま豆腐への満足度も高いようです。食べログには「天ぷらも煮物も味付けが品よく、美味しくいただきました。見立てた品も入ってて面白かった」という口コミがあり、精進料理でありながら工夫された献立が楽しまれていることが伝わります。宿坊協会の紹介文にも「御料理が楽しみで…と度々御登山下さる方もおられます。特に珍しいものもございませんが、ひたすら手間をかける事が御馳走と心得て調製しております」という一文があり、料理への真摯な姿勢が伝わってきます。

朝の勤行と法話——「ポロポロと涙が出てきた」「ライブのようで感動」

明王院の宿坊体験の中核をなすのが、毎朝の朝の勤行と住職による法話です。楽天トラベルには「朝のお勤め後のご住職の法話も、聴いているうちにポロポロと涙が出てきて、身も心もすっきり浄められた気分でした」という感動の声が寄せられています。同じく楽天トラベルには「朝の勤行、ご住職の有難い法話、朝の静けさの中でとても清々しい気持ちになれました」「住職さんの高野山や空海に関するお話もわかりやすく勉強になり、忘れられない思い出となりました」という口コミも。法話の「わかりやすさ」を評価する声は複数あり、「住職の法話が大変わかりやすく、中学生の子どもも、生きていくためのヒントを得た様子」という親子連れの口コミ(zuemaps.com調べ)もあります。トリップアドバイザーには「院主様の朗々と澄んだ御読経のもと、ご先祖様のことに思い巡らせながら過ごせたことは、何ものにも代え難い思い出に残る体験でした」という声もあり、「朝の勤行は、不謹慎かもしれませんがライブのようで感動しました」という表現で称賛した投稿もあります。また楽天トラベルには「若い僧侶の方がいらっしゃって、お経を読まれたりお話しされたりする時の発声が胸の奥から響くようで、とても迫力がありました」という体験談も寄せられており、住職だけでなく若い僧侶の存在も印象に残っているようです。

薫香体験——「密教の香料が、とても幸せで厳かな気分にしてくれた」

宿坊体験の中でも特に印象的な体験として語られているのが薫香(くんこう)体験です。「修行は朝の勤行と薫香を体験しました。密教で使われた香料を楽しめる薫香は初めての体験であり、とても幸せで厳かな気分になりました」(青有動氏・宿坊なびコメント欄)という声があり、勤行とあわせて心に刻まれる体験となったことが伝わります。薫香は高野山の密教文化に深く根ざした体験であり、不動明王や密教に関心の高い宿泊者に特に喜ばれているようです。なお赤不動大祭(毎年4月28日・晴天の場合)の開帳日に合わせて宿泊すると、朝の勤行で赤不動明王をお参りできる可能性があります。宿坊なびの口コミには「赤不動公開日に宿泊できなかったのは残念ですが、赤不動がいらっしゃる寺に宿泊できただけでも感慨深いものでした」という声もあり、日本三不動のひとつを間近に感じられるお寺での宿坊体験そのものの価値が伝わってきます。

貴賓室・客室——「高級旅館に泊まった気分」「ゆったりした部屋で贅沢な気持ちに」

明王院の宿泊タイプは、近代的な客殿「五大」と、数寄屋造りの茶室・書院を備えた貴賓室の2タイプがあります。貴賓室への口コミは特に詳細で熱い声が多く寄せられています。楽天トラベルの口コミには「担当の方々のご丁寧な応対、清潔感のある室内と高野槙の風呂、広縁から臨む庭園。テレビのないことを除けば、失礼ながら高級旅館?に泊まった気分です」という夫婦の声があります。同じく楽天トラベルには「貴賓室茶室は、入口の二畳間、お庭に面した床の間のある八畳間と六畳間、ウォシュレットトイレ付き。時間貸切の貴賓室用のコウヤマキ(高野槙)風呂は地下水を利用した柔らかなお湯で身体の芯から温まりました」と客室の詳細を記した口コミもあり、プライベートな空間で高野槙の風呂を楽しめるのは貴賓室ならではの特権です。また「廊下にある冷蔵庫内の滞在中フリードリンクも貴賓室はビールも含まれていて」という記述もあり、フリードリンクサービスが嬉しい誤算として語られています。客殿「五大」についても「部屋は宿坊とは思えないほど快適な和室でした。トイレが部屋に備え付けられており、更にはマッサージチェアまで用意されており、疲れが癒されました」(宿坊なびコメント欄)という声があり、設備の充実ぶりを評価する声が目立ちます。朝食後には記念のお皿のプレゼントがあるようで、「お土産に頂いたお皿は記念になります」「お寺から宿泊の記念にとのしのかかった箱に入ったお皿まで頂戴しました」という感謝の声も複数見られます。

立地・おもてなし——「壇上伽藍がすぐ目の前」「住職が食事の席に挨拶に来てくれた」

アクセスの便利さと静けさを同時に評価する声も多く寄せられています。楽天トラベルには「宿の目の前は壇上伽藍で、夕食後の散歩や観光にもとても便利でした」「ライトアップされた根本大塔のすぐ裏手に位置しており、夕食後の夜の散歩も心地良かったです」という口コミがあります。食べログには「大伽藍にとても近く、金剛峯寺、霊宝館にも徒歩で行けるアクセスの良さ」と評価する声もあり、壇上伽藍・金剛峯寺・霊宝館への観光拠点として申し分のない立地であることがわかります。スタッフの対応については「住職が食事の場に挨拶来て、お寺の由来などを説明してくれた」(zuemaps.com調べ)「お坊様方も終始親切にしてくださり、とても良い思い出になりました」(宿坊なびコメント欄)という声があり、住職自らが食事の場に来てくださるという温かいもてなしが印象に残っているようです。初めての宿坊体験の方からも「案内して下さる方から、お寺(御本尊)も詳細に説明して頂き、とても親切丁寧に対応してもらいました」という安心の声が届いており、宿坊初心者にも門戸が広いことが伝わります。

「今まで泊まった宿坊の中で精進料理が一番美味しかった」という宿坊通の言葉から、宿坊初体験の方が「法話を聴いてポロポロと涙が出た」という感動まで——明王院の口コミには、料理・勤行・法話・薫香・貴賓室と、それぞれの体験が「ここならでは」として語られています。壇上伽藍を目の前にした静かな立地で、日本三不動のひとつに向き合いながら過ごす一夜は、「また季節を変えて再訪したい」という声が続く宿坊にふさわしい体験となることでしょう。

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ユーザーの声・口コミ・評判

  1. 宿坊 なび より:

    コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。

    不動明王のファンであるワタシは、赤不動と言われる不動明王を奉っている高野山明王院で宿坊体験をしました。赤不動公開日に宿泊できなかったのは残念ですが、赤不動がいらっしゃる寺に宿泊できただけでも感慨深いものでした。部屋は宿坊とは思えないほど快適な和室でした。クーラーはないものの扇風機はあり、トイレが部屋に備え付けられており、更にはマッサージチェアまで用意されており、疲れが癒されました。精進料理も天ぷらなどがとても美味しかったです。宿坊では天ぷらが冷めている事が少なくありませんが、温かい天ぷらを食べられたのも良かったです。修行は朝の勤行と薫香を体験しました。密教で使われた香料を楽しめる薫香は初めての体験であり、とても幸せで厳かな気分になりました。お坊様方も終始親切にしてくださり、とても良い思い出になりました。

    青有動

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