戸隠神社|旅館横倉
編集時の情報ですので最新の情報や詳細の情報は各宿坊にお尋ねく
●特色
戸隠神社中社から徒歩圏内に佇む旅館横倉(旧十輪院)は、国選定重要伝統的建造物群保存地区に位置する由緒ある宿坊です。江戸時代後期に建立された茅葺きの赤門と明治2年(1869年)築の母屋は、長野市から「歴史的風致形成建造物」に指定されており、その風格ある佇まいは往時の戸隠修験道の隆盛を今に伝えています。旧坊名「十輪院」を受け継ぐこの宿は、神仏習合の時代から続く戸隠信仰の歴史とともに、訪れる人々を静かな山岳霊場の空気に包んでいます。
戸隠神社中社と二千年余りの信仰の歴史
旅館横倉が隣接する戸隠神社中社は、寛治元年(1087年)に奥社から分祀されたことに始まります。ご祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)——天照大神が天岩戸にお隠れになった際に岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったとされる、知恵の深い神です。学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全に御神徳があるとされ、受験生からビジネスパーソン、旅人まで幅広い参拝者を集めています。境内周辺には樹齢800年を超える三本杉(長野市指定天然記念物)がそびえ、訪れる者を圧倒する神域の気に満ちています。
戸隠山は平安時代以降、天台密教が伝わるとともに神仏習合の霊場「顕光寺」として栄え、修験道とも深く習合しました。明治の神仏分離令により戸隠神社として再出発した後も、中社周辺には古い宿坊が軒を連ね、旅館横倉もその歴史の厚みを受け継ぐ一軒として今日に至ります。
歴史的建造物に泊まる——茅葺き赤門と明治の母屋
旅館横倉の最大の魅力のひとつが、長野市指定の歴史的風致形成建造物としての建物そのものです。江戸時代後期に建立された茅葺き屋根の赤門は、国の重要伝統的建造物群保存地区に溶け込む景観美を醸し出しています。客室は2階の和室(6畳・8畳・10畳)と1階に和室25畳の大広間を備え、個人の静かな旅から家族・グループの合宿・研修旅行まで対応できます。また敷地内には土蔵を改装した喫茶室「十輪」があり、宿泊客以外でも気軽に立ち寄れる和みの空間として人気を集めています。
女将の著書にも輝く「四季彩料理」——戸隠の山の恵みをいただく
旅館横倉の食を彩るのが、女将・横倉利江さんが手がける「四季彩料理」です。女将は著書『旬の味覚 山菜料理』(ほうずき書籍)を持つ山菜料理の専門家。地場産の山菜・野菜・きのこを四季ごとに使いこなし、春は山菜、夏は高原野菜、秋はきのこ、冬は戸隠産の根菜と、信州の大地が育んだ旬の素材だけが食卓に並びます。夕食の一例として、春はクレソン鍋・わらびのおひたし、夏は戸隠高原産コシヒカリとチダケのけんちん汁、秋は5種のきのこ鍋、冬は豆乳の水炊きと八幡屋礒五郎の唐辛子仕立ての和風キムチなど、どの季節に訪れても戸隠ならではの味覚が楽しめます。浴室はミネラル成分を含んだ温水の循環風呂を備え、山歩きや参拝の疲れをやさしく癒してくれます。
神話の神が宿る霊峰・戸隠の中社に隣接し、江戸・明治の建物に泊まりながら女将手製の四季の山料理をいただく——旅館横倉(旧十輪院)は、戸隠神社参拝をより深く味わいたい方、歴史情緒ある宿坊に泊まりたい方、信州の自然を丸ごと体感したい一人旅・カップル・ファミリーすべてにおすすめできる、戸隠の宿坊です。
●都道府県
長野県
●住所
長野市戸隠中社3347
●アクセス
JR長野駅からバスで戸隠中社宮前下車
●電話番号
●おおよその予算
7,800円
●部屋の種類
個室(和室)
●インターネット環境
なし
●設備・サービス
大浴場, シャンプー, リンス・コンディショナー, ボディソープ, バスタオル, タオル, ハブラシ, ドライヤー, 朝食, 夕食, 自動販売機, 浴衣
●チェックイン
15:00~24:00
●チェックアウト
10:00
●ホームページ

●Facebookページ
●体験
●口コミ
旅館横倉には、トリップアドバイザー・じゃらん・こころからなど複数の媒体に宿泊者からの口コミが寄せられており、歴史ある建物の風情・心のこもった手料理・スタッフの温かい対応への評価が共通して高く集まっています。築150年以上の茅葺き屋根の宿坊に泊まりながら、戸隠の四季の恵みをいただく体験は、一人旅からファミリーまで幅広い旅人に印象を残しているようです。以下、実際に届いた声をテーマ別にご紹介します。
建物・外観・雰囲気への評価
旅館横倉に泊まった方に最も多く語られるのが、建物そのものへの感動です。トリップアドバイザーのテモリンスキーさん(2015年)は「伝統ある宿坊の雰囲気が味わえる茅葺の建物で、庭にある蔵は喫茶店になっている」と宿の佇まいを伝えています。颯陽琉爺さん(2014年)は「歴史を感じる門を抜けると右手に珈琲亭が営まれる土蔵、正面には大きな茅葺の母屋でここが宿泊所になっている。部屋は年季の入った素朴な和室、何故か懐かしい気になる」と詳しく記しています。フレディさん(2018年)も「昔の旅館の佇まい。凄くクラシック。こういう所が好きな人は堪りません」と述べており、歴史的な建物そのものを目当てに訪れる方も多いようです。
こころからのミキャットさん(2025年8月)は「着いた時に立派な門や茅葺き屋根の素敵な外観と雰囲気に目を奪われました。入ってみると昔ながらの玄関や階段、お部屋がまた良い感じ」という口コミを投稿しています。また同サイトのfu kaさん(2025年12月)は「温かいおもてなしに、清潔に清掃されてホッとする部屋にコタツ!うちはコタツがないから子供が大喜びでした」と子連れの視点で建物の居心地を伝えています。
料理への評価
料理についても複数の口コミで高い評価が並んでいます。flutter360さん(トリップアドバイザー、2015年)は「夕食は旅館の方の心のこもった手作りの料理であり、非常においしいものでした。手作りの山菜のわさび漬けはとりわけ印象に残っています」と記しています。タケゾーさん(トリップアドバイザー、2014年)は「料理最高です。全てが美味しくダイエット中にも拘らずごはんおかわりしてしまいました」という喜びの声を寄せています。フレディさん(2018年)も「朝ごはんは品数が少ないとか書いてありましたが丁度良いですよ。どれも丁寧に作られていて『美味しー』と心から思いました。昨今のビジネスホテルと一緒にしてはダメです」と述べており、手仕事の料理の丁寧さを評価しています。
こころからのはなやいちさん(2025年5月)は「お料理は手造りで季節の食材が提供され、頼むとお弁当も用意してくれるサービスもありました」と、季節食材を使った料理と対応の柔軟さを評価しています。mat_makさん(トリップアドバイザー、2020年)は「夕食はご主人の手作りの素朴なお料理でした」という声も寄せており、お手製の温かみが伝わります。じゃらんのスニペットにも「ごはんは家庭料理で美味しい。山菜など美味しい」という声が確認されています。
設備・お風呂への評価
トイレ・浴室は共用ですが、清潔さについて複数の宿泊者から肯定的な声が届いています。よこすけさん(トリップアドバイザー、2016年)は「たいぶ建物は古くなってきていて歩くときしんだりします。トイレ、洗面所、お風呂は共同ですが、とてもきれいになっています(トイレも洋式もあります)」と記しています。またお風呂について「24時間入ることができます」と案内しており、夜遅い到着後でも入浴できる利便性が伝わります。同氏は「苦そば茶が出るのですがマグボトルに入れていきたいというと新しいパックをくれたり親切です」という細やかなホスピタリティにも触れています。
フレディさん(2018年)は「お風呂もヘルストーンでものすごく温まる」と浴槽の温浴効果を絶賛しており、当館が案内する「24時間のミネラル温泉システム」とあわせて、山岳高原の宿ならではの身体が芯から温まる湯として来訪者に好評です。颯陽琉爺さん(2014年)は「なによりも標高1200mでの沢水が冷たく美味しかった。朝晩は部屋の窓を開けているだけで涼しく、良い避暑地です」と、夏の避暑としての魅力を伝えています。
スタッフ・おもてなしへの評価
スタッフへの評価も複数の媒体で共通して高いものが届いています。morionさん(トリップアドバイザー、2012年)は「古い建物ですが、私にとっては昔の我が家に帰ったようで大変に居心地がよい」と記しています。こころからのサイトには「店主ご家族も親切でサービスも温かく丁寧でしたし、何よりこのお値段で大丈夫なのかと心配になってしまうほど素敵なご飯が出てきた」という声も寄せられています。flutter360さん(2015年)も「非常に親切で戸隠神社の祝祭などについても教えていただけました」と、地元情報の豊かさを評価しています。タケゾーさん(2014年)も「商売とはいえ接客も良く、大変気持ち良く泊まれました」と満足感を伝えており、家庭的で誠実な対応への評価がリピート宿泊にもつながっているようです。
また戸隠神社の参拝・登山・スキーの拠点として非常に便利な立地であるという声も多く、「スキーもしたい、神社も回りたい、美味しいお蕎麦も食べたいという要望を全て叶えてくれる最高の立地」という口コミも確認されています。茅葺き屋根の歴史建築に滞在しながら、戸隠の自然・神社参拝・四季の料理を一度に体験できる旅館横倉は、戸隠神社を訪れる宿坊初体験の方から歴史ある宿を愛するリピーターまで、幅広い旅人に選ばれ続けています。
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