宿坊の中には女性限定のものや、特に女性におすすめしたい宿坊がたくさんあります。今回の記事では宿坊に慣れていない女性の方でも安心してご宿泊できる宿坊を3つ、ご紹介していきます。
妙顕寺 宿坊 妙顕寺
日蓮宗の大本山・妙顕寺は女性限定で宿泊することができる宿坊です。こちらの宿坊は、大昔にまだ交通が徒歩だった時代に日蓮宗檀信徒たちが数時間の休息を本堂で取るためにはじめられたもので、大変歴史深い宿坊となっています。
こちらの宿坊では朝の6時半より妙顕寺本堂の中で朝の勤行に参加することができます。
妙顕寺は京都の中心部に位置し、観光をするにもその立地条件は非常に優れています。それにも関わらず妙顕寺には優れた庭園が3つも存在し、時には小鳥のさえずりさえも聞こえるほどの静寂に包まれています。
普段の生活の中で乱れた心を穏やかにするためには非常に優れた宿坊です。
予算 | 6,000円 |
部屋 | 個室(和室) |
住所 | 京都府京都市上京区寺之内通新町西入妙顯寺前町514 |
チェックイン | 12:00~17:00 |
チェックアウト | 12:00 |
URL | http://shukubo.yadobito.com/myokenji-shukubo/ |
鹿王院 宿坊 鹿王院
足利義満が建立したことで有名な鹿王院ですが、その本寺自体は応仁の乱で焼け落ちてしまい現在残る鹿王院を宿坊として利用することができます。
京都の紅葉といえば嵐山ですが、その嵐山から少し離れたところにあるというのも鹿王院をおすすめする理由です。たいへん静観な場所でありながらも、観光にも簡単に行けてしまうという立地条件です。
鹿王院の境内には足利義満自筆の額が掲げられている客殿や、寄棟造りの開山堂。そして珍しい方形造りの舎利殿などがあり、見所がたくさんあります。
最もおすすめなのが枯山水の美しい庭園です。日頃の喧騒を忘れ、穏やかなひと時を鹿王院で過ごしてみてくださいね。
予算 | 4,500円 |
部屋 | 個室(和室) |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨北堀町24 |
チェックイン | – |
チェックアウト | – |
URL | http://shukubo.yadobito.com/rokuoin-shukubo/ |
長楽寺 宿坊 遊行庵
東山・祇園八坂神社の目の前に堂々と佇む長楽寺。その宿坊である遊行庵は女性専用ではありませんが、安心してご利用できる宿坊の1つです。
こちらの長楽寺は今から約1,200年前に桓武天皇の命によって創建されたたいへん歴史のあるお寺となっています。
長楽寺のご本尊には「准胝観世音菩薩」があります。このご本尊は昔より秘仏として扱われており、天皇の即位式や厄年の時のみに開帳されるものでとても貴重なものでした。
遊行庵では茶室にて副住職が点ててくれるお茶を楽しんだり、12品程度ともなる朝食を楽しむことができます。
平家物語の建礼門院の遺宝が保存されているというところから「平家物語ゆかりのお寺」とも名高い長楽寺。東山散策にもちょうどいいので宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。
予算 | 8,000~10,000円 |
部屋 | 個室(和室) |
住所 | 京都府京都市東山区四条通り大和大路東入ル祇園町南側531 |
チェックイン | 15:00~22:00 |
チェックアウト | 10:30 |
URL | http://shukubo.yadobito.com/chorakuji-yugyoan/ |
まとめ
今回の記事では女性が安心して利用できる宿坊を3つご紹介していきました。京都にご旅行の際にはぜひご利用になってみてくださいね。
ライター
名前:森島啓
オーストラリアを旅しながら読書・ライティングに励んでいます。 現在は旅を続けながら生きる方法を模索中です。
著書:『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!20分で読めるシリーズ』(https://www.amazon.co.jp/dp/B07J692M68/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_d6u2BbA9RM056)
ブログ: 「じゃ、それで(Up to you)」(https://hira-jasorede.hatenablog.com)
ユーザーの声・口コミ・評判