仁和寺|御室会館
編集時の情報ですので最新の情報や詳細の情報は各宿坊にお尋ねく
●特色
【重要】仁和寺 御室会館は令和6年(2024年)7月31日をもって営業を休止しています。公式サイトによると営業再開の時期は未定とのことです(2026年5月現在)。最新情報は仁和寺(TEL:075-464-3664)へ直接お問い合わせください。
嵐電「御室仁和寺駅」から徒歩わずか3分、京都・右京区に静かにたたずむ仁和寺(にんなじ)は、真言宗御室派の総本山です。光孝天皇の勅願により仁和2年(886年)に着工され、その遺志を継いだ宇多天皇によって仁和4年(888年)に落慶した、平安時代前期創建の名刹。正式には「大内山 仁和寺」と号し、「古都京都の文化財」の構成資産として世界遺産にも登録されています。その境内に宿坊として構えていたのが御室会館(おむろかいかん)です。
「御室御所」と称された皇室ゆかりの門跡寺院
仁和寺の最大の特徴は、皇室との深いつながりです。仁和寺を創建した宇多天皇は寛平9年(897年)に譲位し、出家して仁和寺第1世 宇多法皇となって御室に住まわれたことから、この寺は「御室御所(おむろごしょ)」と呼ばれるようになりました。「御室」とは文字通り「皇室の住居」を意味し、その後も慶応3年(1867年)まで30代にわたって皇族が住職を務めるという、日本の寺院の中でも最高位の格式を誇りました。『徒然草』や『平家物語』にも登場し、多くの古典文学の舞台となってきた仁和寺は、平安の雅を今に伝える寺院として国内外から多くの参拝者が訪れます。
応仁元年(1467年)に始まった応仁の乱で、翌応仁2年(1468年)に伽藍のほとんどを焼失しましたが、江戸時代に徳川3代将軍・家光の支援のもとで再建が実現。この時に京都御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)が仁和寺の本堂として整えられました。この金堂は、現存する最古の紫宸殿建築であり、天皇即位の儀が執り行われた由緒ある空間そのものです。本尊は阿弥陀三尊像で、金堂は通常非公開のため、内部に入れるのは宿泊者のみに与えられた特権でした。
宿泊者だけが入れる国宝「金堂」での朝のお勤め
御室会館の最大の魅力が、宿泊者限定で参加できる国宝・金堂での朝のお勤めです。早朝6時、まだ観光客が一人もいない静寂の境内を抜け、ろうそくの柔らかな明かりが灯る金堂へ。数人の僧侶による読経が始まると、次第に夜明けの光が堂内に差し込み、本尊・阿弥陀三尊像が浮かび上がる瞬間は、言葉では言い表せない厳かな体験です。口コミには「心が洗われるような気持ちがして、日常のビジネス社会での雑念を取り払われた気持ちがした」「仏の世界の妙なる音楽を味わったような気がした」との声が届いています。お勤めの後は僧侶による法話もあり、仁和寺の歴史や見どころを丁寧に教えていただくことができました。さらにお勤め後の早朝境内散策も宿泊者だけの特権で、観光客が入れない時間帯に、伽藍や庭園を独り占めできる贅沢な時間が広がります。
御室桜・御殿庭園・五重塔──四季彩る世界遺産の境内
仁和寺といえば「御室桜(おむろざくら)」が有名です。背丈が低く、枝が横に大きく広がるこの桜は、市中の桜が散り始めた頃にようやく咲き出す遅咲きの品種で、江戸時代から庶民に親しまれ与謝蕪村らの和歌にも詠まれてきました。秋には紅葉、夏には青もみじのライトアップも行われ、境内は四季を通じて見どころに事欠きません。また御殿と回遊式庭園(仁和寺御殿)は、御所風の建築と美しい池泉庭園が一体となった空間で、宿泊者は入場チケットが付与されていました。寛永21年(1644年)建立の五重塔(重要文化財)は各層の屋根の大きさがほぼ等しいという独特の姿で、境内のシンボルとして空にそびえます。
京懐石・精進料理と充実した宿坊施設
御室会館は昭和53年(1978年)に青少年錬成道場として開設された、寺院建築風の鉄筋造りの宿坊施設です。客室は個室(和室)で4.5畳から14畳までサイズが揃い、一人旅から家族・グループまで幅広く対応していました。大浴場・共用トイレ(ウォシュレット付き)を完備し、テレビ・浴衣・ドライヤーなど設備も充実。食事は夕食が旬の京懐石料理、朝食は湯豆腐などの精進料理で、品数も多く「本当においしかった」という声が多数届いていました(肉・魚の有無はプランによって異なる場合があります)。宿泊特典として駐車場無料・仁和寺御殿と霊宝館の拝観料無料(開催中の場合)も付いており、世界遺産を余すところなく楽しむことができました。また日帰りの食事・宴会・会議にも対応し、修学旅行や企業研修の場としても親しまれていました。
国宝の金堂で宿泊者だけが体験できる荘厳な朝のお勤め、御室桜と御所風庭園が織りなす四季の景観、皇室30代ゆかりの格式——京都に数ある宿坊の中でも随一の格式と体験価値を持つ仁和寺 御室会館は、京都の宿坊に泊まりたいすべての方にとっての理想的な候補のひとつです。営業再開の際には、いち早く情報をご確認ください。
●都道府県
京都府
●住所
京都市右京区御室大内33
●アクセス
JR花園駅徒歩20分
●電話番号
●おおよその予算
6,500円~
●部屋の種類
個室(和室)
●インターネット環境
なし
●設備・サービス
大浴場, シャンプー, リンス・コンディショナー, ボディソープ, タオル, ハブラシ, ドライヤー, 朝食, 夕食, 個別エアコン, 貴重品ボックス, テレビ, 浴衣
●チェックイン
16:00~23:00
●チェックアウト
9:00
●ホームページ
●Facebookページ
●体験
●口コミ
御室会館には、トリップアドバイザー・宿坊なびをはじめとする複数の媒体に多数の宿泊口コミが寄せられており、トリップアドバイザーでは36件の口コミで⭐4.3という評価を得ていました(2024年7月の営業休止時点)。国宝・金堂での朝のお勤め体験・早朝の貸切境内散策・食事の美味しさ・スタッフの丁寧な対応への評価が特に高く、一人旅からカップル・家族連れまで幅広い層から支持を集めていました。以下、実際に届いた声をテーマ別にご紹介します。
国宝・金堂での朝のお勤めへの評価
御室会館が最も高く評価されていたのが、宿泊者だけが体験できる国宝の金堂での朝のお勤めです。トリップアドバイザーには「宿坊である御室会館に泊まる特典のひとつは、国宝の金堂での朝6時からの勤行に宿泊者のみ参加できることです。金堂の入り口の扉からさす薄明かりと、ろうそくの火で堂内は荘厳な雰囲気に包まれ、やがて始まる僧侶の読経は、まるで仏の世界の妙なる音楽を味わったような気がいたしました」という声が届いていました。また別の口コミでは「ろうそくの灯りだけの暗い堂内で、読経の声だけが響きわたる中、阿弥陀如来様にお焼香させていただく。気持ちが引き締まります」という体験も語られています。「世界遺産に宿泊できて、早朝のお勤めを体験し、国宝を間近で拝むことができるなんて、本当に素晴らしいことだと思いました。日本人なら一度は体験することをお勧めします」とまとめる口コミもありました。
宿坊なびに届いた口コミにも「翌朝は朝食の前に、お経や焼香、朝のお勤め、説法などを聞きました」「通常は入れないお堂でお勤めをして、さらにその後にお坊様から仁和寺の歴史も丁寧に教えていただき、他のお堂もご案内いただき仁和寺の歴史を深く知ることができました」という声があり、お勤め後の法話・境内ガイドまで含めた体験が高く評価されていました。「朝のお勤めもとても心の温まる優しさあふれるものでした。朝日が昇り、金堂に光が差し込んでお坊さんの袈裟が明るく輝いたとき、言葉に表せないほどの感動がおしよせました」という声もトリップアドバイザーに届いていました。
早朝の境内散策への評価
朝のお勤めに続いて多くの宿泊者が絶賛していたのが、観光客が入れない早朝の境内を独り占めできる体験です。トリップアドバイザーには「お勤め後、観光客がいない早朝の境内を散策するのも、とっても気持ち良かったです」という声がありました。「一般拝観者がいない静かな境内を朝に散策できるのは宿泊者のみですので、今度は桜の季節に泊まってみたい」という口コミも複数あり、御室桜の開花シーズンに合わせた再訪を望む声が多く届いていました。「皆さんも、朝のオムロード(仁王門から金堂まで続く一直線の参道)を歩いてみてください。きっと心が浄められることと思います」という印象的な言葉もありました。
部屋・設備・コスパへの評価
客室や設備については、宿坊としての実用性を評価する声が多く寄せられていました。宿坊なびのノルブさんは「館内はリニューアルされていてきれいでした。客室は14畳もあり友人2名で行ったのでとても広かったです。風呂、洗面所、トイレは共同ですが、トイレは清潔でウォシュレット付きでした。浴室も広くて、ゆったり入ることができました」と記しています。宿坊研究会の口コミにも「トイレは共同で、洋式トイレにはウォシュレットが付いており、会館の人たちも、皆さん明るい感じで良かったです。部屋の窓から庭が見え、桜も咲いておりました」とあります。
トリップアドバイザーの口コミには「今回3人で14畳の和室に宿泊しましたが、十分すぎるほど広いです」という家族旅行者の声もありました。またコスパについては「2食付きで9,500円。大浴場もあり、とても満足しました」という声があり、世界遺産に宿泊できる体験に対する価格の手ごろさが支持されていました。「部屋にバス・トイレはありませんし共同浴場も23時で終了ですが、あくまで宿坊ですので」という前置きとともに「また宿泊したいです」と締めくくる口コミも届いており、宿坊に期待される非日常の体験価値が受け入れられている様子が伝わります。宿坊なびのあかりさんは「テレビが部屋にないため、静かな夜を過ごすと、日々の雑念が取り払われて新鮮な気持ちを感じることができて、宿泊して良かったと感じました」と記していました。
食事(夕食・朝食)への評価
夕食の京懐石料理についても好評の声が多く届いていました。宿坊なびのノルブさんは「食事は夕食も朝食も、品数が多く、とても美味しかったです」と記しており、nonさんも「料理は質素なものを予想していましたが、とっても美味しい和食料理で、素材の味が十分に楽しめる味付けでした」と綴っています。WEBメディアSPOTの宿泊体験レポートには「めちゃくちゃ豪華!テーブルいっぱいに料理が並んでいて」「湯葉で包んだ水菜を噛み締めると、口の中で出汁がジュワッと溢れます」という声があり、カツオ・茶碗蒸し・天ぷら・豆腐料理など多彩な品数が並ぶ内容が喜ばれていました。
一方、朝食の精進料理についても高評価の口コミが届いていました。「お勤めをして境内のすがすがしい散策の後の、健康的な朝食のおいしかったこと!身体の中から清められるような朝でした」(宿坊研究会)という声があります。トリップアドバイザーには「朝食は湯豆腐が付いた和食膳です。私には程よい量で美味しかったです。お味噌汁に山椒が振ってあったのが珍しく、家でもやってみたいと思いました」という口コミもありました。WEBメディアSPOTの体験レポートでは「精進料理なので、野菜や豆腐を中心としたメニューです。どれも優しい味つけで、するすると食べることができました。肉や魚は含まれていませんが、品数が多く、思った以上に満足!」と締めくくられていました。また子連れ家族の口コミには「子どもは大人とほとんど同じですが、温泉卵が卵焼きになっていたり、煮物の代わりにマカロニサラダになっていたり、ヨーグルトが付いていたりと心配りが感じられました」というエピソードも届いていました。
スタッフ・対応への評価
スタッフの対応に関しても複数の口コミで肯定的な評価が届いていました。宿坊なびの啓介さんは「施設外観は風格ある和風の佇まいで、訪れた当座から強いファーストインプレッションに見舞われました。宿泊特典のひとつはなんといっても朝のお勤め。勤行の後の法話も理解しやすく、仁和寺に対する親近感を一気に高めてくれた宿坊体験でした」と記しています。nonさんは「施設の方々もとても親切に対応してくださいました。普通の旅館に泊まるよりも、はるかに京都を感じることができ、本当に宿泊できて良かったと思います」と綴っていました。トリップアドバイザーにも「チェックイン時の説明も丁寧に詳しくしてくださいます」「若手の坊さん達も明るく、高山寺へのバスのことも教えてくれました」という声が届いており、スタッフの丁寧で親しみやすい対応が評価されていました。
世界遺産の境内に泊まるという唯一無二の体験価値と、宿泊者だけが入れる国宝・金堂での早朝の荘厳なお勤め——仁和寺 御室会館はそうした特別な時間を求める人々に広く愛されてきた京都の宿坊です。現在は営業を休止していますが、再開の際には多くの人が再訪を望んでいる施設です。最新情報は仁和寺(TEL:075-464-3664)へお問い合わせください。
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ユーザーの声・口コミ・評判
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
世界遺産としても有名な「仁和寺」にも泊まることができると知り、仁和寺御室会館に泊まりました。宿坊と言っても、館内はリニューアルされていて綺麗でした。客室は14畳もあり友人2名で行ったのでとても広かったです。風呂、洗面所、トイレは共同ですが、トイレは清潔でウォシュレット付きでした。浴室も広くて、ゆったり入ることができました。食事は夕食も朝食も、品数が多く、とても美味しかったです。朝のお勤めも体験できます。通常は入れないお堂でお勤めをして、さらにその後にお坊様から仁和寺の歴史も丁寧に教えていただき、他のお堂もご案内頂き仁和寺の歴史を深く知ることができました。今度は子供と一緒に来たいと思います。
ノルブ
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
私が宿泊した宿坊は、旅館のような外観をしており、1人用の個室から10名以上が宿泊できる大部屋まで多様な部屋が用意されていました。スタッフの方も接客に慣れているようで、てきぱきと部屋に案内していただきました。宿坊というよりは旅館の雰囲気を感じました。私の部屋は、1人用の和室4.5畳の広さでした。小さなテーブルと座布団だけが置いてある簡素な部屋でした。浴場とトイレと食堂は共用となっており、夕食と朝食は他の宿泊客と一緒にいただきました。食事については、肉や魚はまったくでません。しかし、他の宿坊とは異なり、精進料理というよりは、和食という形式で食事を出していただけました。具体的には、かぼちゃの天ぷらや、たけのこなどです。とてもおいしくいただけました。また、夕食を終えて入浴を終えると、部屋に布団が敷かれてあり、私は布団のうえで静かな仁和寺での夜を過ごしました。テレビが部屋にないため、静かな夜を過ごすと、日々の雑念が取り払われて新鮮な気持ちを感じることができて、宿泊して良かったと感じました。さらに、翌朝の朝には勤行に参加し、その後の僧侶による法話を聞くことができました。勤行では仏像の前で大勢の僧侶がお経を唱えるなか、私はじっと目を閉じていました。心が洗われるような気持ちがして、日常のビジネス社会での雑念を取り払われた気持ちがした次第です。
あかり
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主人と京都旅行の際に宿泊させていただきました。寺院めぐりが大好きで、一度宿坊に泊まってみたかったからです。お部屋は8畳のお部屋でテレビもなく簡素な感じでしたが、とても落ち着き、日々の雑念や疲れがとれたように思えます。施設の方々もとても親切に対応してくださいました。料理は質素なものを予想していましたが、とっても美味しい和食料理で、素材の味が十分に楽しめる味付けでした。朝のお勤めにも参加でき、身も心も清められました。普通の旅館に泊まるよりも、はるかに京都を感じることができ、本当に宿泊できて良かったと思います。また是非宿泊させていただきたいです。
non
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
御室会館は、世界遺産である仁和寺の宿坊ですから、それだけで期待するなという方が無理なくらい、泊まる前から心が高鳴っていました。そのくらいすごいオーラが御室にはあります。施設外観は風格ある和風の佇まいで、訪れた当座から強いファーストインプレッションに見舞われました。案内されたのは四畳半の和室。部屋に風呂、トイレは付いていませんが、宿坊らしい清潔感が心地よい座敷でした。食事は精進料理ではありませんが、美味しくいただけ、品数もあって食後空腹感に見舞われることはなかったです。(周囲にお店はないのでここは重要です)宿泊特典の一つは、なんといっても朝のお勤め。勤行の後の法話も理解しやすく、仁和寺に対する親近感を一気に高めてくれた、宿坊体験でした。
啓介
コメントを編集宛にいただきましたのでご紹介。
修行に関しては法話と説法による朝のお勤めを行いました。お坊さん数人によるお言葉を聞きながら身が清められる感覚を得る事ができましたし、座禅を組んで精神統一を行う事でいままで生きてきた空間から離れられるような不思議な体験をしました。食事は精進料理ですがお造りのような魚料理もあり、他の参加者のお子さんはハンバーグを食べていたのでここは特に野菜だけを食べるという事はないのだとか。お風呂場もタオルもシャンプーもありましたし、快適な民家で過ごしたような宿坊体験でした。
たかこ