三徳山 投入堂|皆成院
編集時の情報ですので最新の情報や詳細の情報は各宿坊にお尋ねく
●特色
鳥取県東伯郡三朝町、修験の霊峰・三徳山の参道に入ってすぐ最初に出合うお寺が皆成院(かいじょういん)です。天台宗修験道の古刹・三徳山三佛寺の麓に並ぶ三院(輪光院・正善院・皆成院)のひとつで、中国四十九薬師霊場第43番礼所としても知られる格式ある寺院です。本尊に薬師如来(寿命・眼・腰・病気平癒の仏)を祀るほか、幸福・厄払いの観音菩薩、智慧・受験合格の文殊菩薩も安置しており、多様なご利益で参拝者を迎えています。宿坊としては個室(和室)での宿泊と、10〜14品が並ぶ本格的な精進料理、座禅・写経・写仏・法話・護摩行・朝の勤行といった豊富な修行体験を提供しており、修験の霊山を舞台に「本物の宿坊体験」を求める方に長く愛されています。
慶雲3年(706年)開山 ── 役行者が開いた修験道の霊地
三徳山の歴史は慶雲3年(706年)にさかのぼります。修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が3枚の蓮の花びらを「仏に縁ある地に落ちるように」と祈って散らしたところ、その一枚がこの地に落ちたとされ、三徳山を修験道の行場として開いたのが始まりと伝えられています。その後、嘉祥2年(849年)には慈覚大師円仁がこの地に伽藍を建立し、阿弥陀如来・釈迦如来・大日如来の三尊を安置。三尊の名から「三佛寺(さんぶつじ)」と称されるようになり、平安時代には山岳仏教の霊場として大いに栄えました。三佛寺の奥院に位置する国宝・投入堂(なげいれどう)は、垂直に切り立った断崖絶壁の岩窟に建てられた他に類を見ない建築物で、「役行者が法力によって堂を手のひらに乗るほど小さくし、断崖の岩窟に投げ入れた」という伝承をその名に持ちます。奈良文化財研究所の年輪年代測定によって平安時代後期(12世紀)の建立と確定しており、現存する山岳建築の数少ない遺構のひとつです。写真家・土門拳が「日本第一の建築は?と問われたら、三佛寺投入堂をあげるに躊躇しないであろう」と讃えたこの国宝は、今も訪れる人の心を揺さぶり続けています。
皆成院は三徳山の参道を歩き始めて最初に出合う院として、往来する修行者や参拝者を長年にわたって迎え続けてきました。現在も投入堂への参拝を目的とした方はもちろん、座禅・写経・修験体験を求める国内外の旅人の拠点として活用されています。三徳山一帯は三朝温泉とともに日本遺産にも認定されており、精進料理もその構成文化財「六根清浄の舌」のひとつとして位置づけられています。
石垣の上の客室から望む、山と渓流の絶景
皆成院の客室は高い石垣の真上に位置する和室で、縁側に座ると目の前に三徳山の深い山懐と、下を流れる渓流が広がります。春は三徳桜やシャクナゲが咲き誇り、夏には渓流の涼やかな使者・カジカ蛙(河鹿)の澄んだ鳴き声が渓谷に響き渡ります。秋は燃えるような紅葉、冬は雪に包まれた静寂の山岳風景──四季それぞれの顔を持つ絶景が、縁側から手の届くように広がります。口コミには「小鳥のさえずりや山々によるダイナミックな景観が素晴らしい」「部屋ではゆったりと過ごすことができ癒された」という声が届いています。心静かな滞在を大切にするため、テレビは一切設置されていませんが、エアコン・WiFiは完備。日常の喧騒を完全に断ち切り、山の自然音だけに耳を澄ます時間は、現代人にとってこれ以上ない贅沢となるでしょう。
日本遺産の食文化 ── 10〜14品の本格精進料理
皆成院の精進料理は10〜14品という圧倒的な品数を誇り、日本遺産・三徳山の構成文化財「六根清浄の舌」を体現する一食として知られています。なかでも特筆すべきは胡麻とうふ。通常の製法とは異なり、すり鉢で丁寧にすったゴマのすべてをゴマ汁に溶かし込む手法で作られており、その豊潤な風味は他では味わえないものと評判です。また、皆成院のいなり寿司も名物のひとつ(要予約)。山菜・野菜・豆腐を中心に、素材の味をいかした薄味仕立ての料理の数々は、口コミで「風味が豊潤で修行のための料理とは思えない」「体の中がきれいになったよう」と絶賛されています。地元の恵みを活かした一椀一椀に、山岳修行の精神と料理人の誠意が宿っています。宿泊者は翌朝の勤行(本堂でお経を唱える)にも参加でき、澄んだ山の朝気のなかで読経する体験は、宿坊ならではの得難いひとときです。
座禅・写経・護摩行・法話 ── 多彩な修行体験
皆成院では宿泊者を対象に、座禅・写経・写仏・護摩行・法話など多彩な体験が用意されています。座禅では海外からの参拝者も多く参加し、言葉を超えた静寂の中での実践が高く評価されています。写経・写仏は椅子席の写経道場で体験でき、足の不自由な方や高齢の方にも安心です。住職による法話は「人生の歩み方・考え方」を平易な言葉で語りかけるもので、旅のなかに思いがけない気づきをもたらしてくれます。また、山伏の格好で三徳山を参拝する修験道・行者体験も人気を集めており、投入堂を目指して険しい行者道を登る参拝は、身をもって修行の意味を感じられる得難い経験です。ご祈祷・先祖供養・水子供養のご相談も承っており、旅の目的が観光や修行体験にとどまらない方にも、皆成院は真摯に向き合ってくれます。
周辺には車で7〜8分の場所に世界有数のラジウム温泉・三朝温泉があり、宿坊での精進料理と修行体験のあとに名湯で身体を癒すプランも人気です。投入堂参拝は2名以上での入山が必須となっており、カップル・夫婦・友人同士・家族や団体グループでの参拝に最適な宿坊です。国宝・投入堂の神秘と、修験の山が育んだ精進料理の滋味を、ぜひ一夜をかけて味わい尽くしてください。
●都道府県
鳥取県
●住所
東伯郡三朝町三徳1016
●アクセス
JR倉吉駅バス三徳山参道入口下車徒歩5分
●電話番号
●おおよその予算
7,500~9,000円
●部屋の種類
個室(和室)
●インターネット環境
wifiあり
●設備・サービス
朝食, 夕食
●チェックイン
15:00~15:00
●チェックアウト
11:00
●ホームページ

●Facebookページ
●体験
精進料理, 座禅, 写経, 護摩行, その他
●口コミ
皆成院には、宿坊なびをはじめ食べログなど複数の媒体に実際の来訪者の声が寄せられています。精進料理の美味しさ・座禅や写経といった体験の充実度・山と渓谷を望む客室からの眺め・住職による法話の深さに対する評価が特に際立っており、国内外の旅人から幅広く高評価を集めています。以下、実際に届いた声をテーマ別にご紹介します。
座禅・写経・法話など修行体験への評価
皆成院での宿坊体験では、写経や座禅、住職による法話といった体験を行うことができた、というような口コミが宿坊なびに届いています(牡蠣助さん)。座禅体験については「海外からの来院客も多く来ており、たどたどしいこちらの英会話スキルでも仲良くなれた」という声もあり、国際色豊かな交流の場になっているようです。また別の口コミでは「本堂でお経を唱えたり座禅をしたりと、普段はできないお寺らしいことができて良かった。心が豊かになりました」という感想も届いています(満寿さん)。
住職による法話については「住職によるありがたい法話を聞くことができた」という口コミが宿坊なびに届いており(直太朗さん)、「住職による法話や希望すれば座禅の指導を行ってもらった。またお経を唱えてもらうことも希望すれば参加することができる」という声もあります(たかゆきさん)。
また「山伏・修験道体験で行者の格好をして三徳山に登山もできるようです」という口コミも届いており(カルマさん)、投入堂への参拝だけでなく、より本格的な修験道体験も可能であることを評価する声がありました。
精進料理への評価
精進料理については、複数の媒体から高評価の声が届いています。「写経や座禅、法話といった体験のあと、10種類以上の器に盛られた山菜料理が出てきた。少なめの塩味で物足りなさを感じたが、素材の味がじんわりと舌の上で感じられ、精進料理を食べたという満足度は高い」という口コミが宿坊なびに届いています(牡蠣助さん)。食べログには「どのお料理も素材の味を大切にされ、丁寧に調理されている。山菜・野菜・お豆腐……エンドウご飯も良い塩梅。白和え・酢の物……どれを戴いても美味しい」という口コミも寄せられています(ペコペコ0529さん)。
別の口コミでは「9,000円のコースにしたところ、とてもおいしい料理を出していただいた。山の幸がたっぷりで、だしの味がきいていた。おいしい上に体にも良さそうな野菜がたくさんで、体の中がきれいになったようでした」という声も届いています(満寿さん)。「精進料理は10種類以上の品目で、味は薄いですが飽きずに食べることが可能。修行のための料理とは思えないほど風味が豊潤」という口コミもあり(たかゆきさん)、品数の多さと繊細な風味に好意的な評価が集まっています。また、「特に三徳とうふが美味しかった」という声もあり(カルマさん)、地元・三徳の豆腐を使った料理が印象に残る一品として語られています。
部屋・設備・雰囲気への評価
客室については「部屋にはテーブルやエアコンといった設備があり、非常にゆったりと過ごすことができ癒された」という口コミが届いており(直太朗さん)、宿坊ながら快適な環境が整っていることが伝わります。食べログには「お部屋からは三徳山の山々を間近に眺められ、遠くから漂うお香の薫りに心身ともに浄化された気分になりました」という声もあり(ペコペコ0529さん)、石垣の上に位置する客室ならではの山岳の眺めと、寺院ならではの香りが宿坊体験をより印象深いものにしているようです。
「周囲は自然に囲まれており、小鳥のさえずりや大きな山々によるダイナミックで壮大な景観を見ることができ満足です」という口コミもあり(直太朗さん)、三徳山の豊かな自然が宿坊滞在を彩る大きな魅力として評価されています。「料理の種類はとても多く、部屋は和室でテレビなどはない部屋でしたが、1グループだけでゆっくり過ごせた」という声もあり(カルマさん)、テレビのない静かな和室でこそ感じられる非日常の時間を楽しむ来訪者の姿が見えてきます。
三徳山の修験の気に触れながら、精進料理・座禅・写経・法話・修験道体験と豊富なメニューから自分に合った体験を選べるのが皆成院の大きな強みです。初めての宿坊体験をお考えの方にも、修行の本場を訪れたいご夫婦・カップルにも、企業研修や団体参拝にも、幅広い目的に応えてくれる三徳山の宿坊として、温かな口コミが積み重なっています。
中国地方の宿坊一覧

ユーザーの声・口コミ・評判
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皆成院での宿坊では、写経や座禅、法話といった体験を行う事ができました。特に座禅体験では海外階からの来院客も多く来ており、同じ目的で皆成院に訪れたという事でたどたどしいこちらの英会話スキルですが仲良くなることができました。食事に関しては10種類以上の器に盛られ山菜料理が出てきました。どれも少なめの塩味で物足りなさを感じましたが、素材の味がじんわりと舌の上で感じる事が出来たので精進料理を食べたという満足度は高いです。
牡蠣助
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三徳山皆成院のお宿に泊まったことがある友達がとても良かったと言っていたので、私も宿坊体験の申し込みをしました。せっかくなのでと9000円のコースにしたところ、とてもおいしい料理を出していただき感謝しています。山の幸がたっぷりで、だしの味がきいていました。おいしい上に体にも良さそうな野菜がたくさんで、体の中がきれいになったようでした。本堂でお経を唱えたり座船をしたりと、普段はできないお寺らしいことができて良かったです。心が豊かになりました。
満寿
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皆成院の宿坊では座禅や写経を行ったのち、住職によるありがたい法話を聞くことが出来ました。自由時間はあまりありませんでしたが、様々な品目が存在する精進料理は絶品の一言であり、お部屋もエアコンが完備されていたので比較的涼しく過ごすことができました。周囲は自然に囲まれており、小鳥のさえずりや大きな山々による非常にダイナミックで壮大な景観を見る事でき満足です。部屋では非常にゆったりと過ごす事ができ癒されました。
直太朗
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皆成院での宿坊では住職による法話や希望すれば座禅の指導を行ってもらいました。またお経と唱えてもらう事も希望すれば参加することができます。環境としては非常に静かで自然に囲まれているお寺という感じであり、部屋にはテーブルやエアコンといった最低限の設備でテレビはありません。精進料理は10種類以上の品目で味は薄いですが飽きずに食べる事が可能です。修行のための料理とは思えないほど風味が豊潤で料理に関して非常に高い評価を持っています。
たかゆき
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投入堂で有名な、三佛寺の宿坊です。部屋は和室でテレビなどはない部屋でした。部屋数は少なく、私が泊まった時は1グループだけでした。料理は精進料理をいただけます。料理の種類はとても多かったです。味は薄味ですが、素材の味を感じて美味しかったです。特に司馬遼太郎も絶賛した三徳とうふが美味しかったです。修行は座禅や写経も体験できます。法話も聞きました。そして、山伏・修験道体験で行者の格好をして三徳山に登山もできるようです。
カルマ